『コンサルカルテ』のご紹介

こんにちは。
スタッフ、ITLです。

NVコンサルティングの特徴の一つに
コンサルティング後にお送りする『コンサルカルテ』というものがあります。
90分間のご相談内容を、ITLがポイントを絞ってまとめた議事録のようなものです。
「第三者の視点でご相談を振り返ることができるのは新鮮で、何度も読み返して理解を深めることができるのでありがたい」
とのご感想もいただいております。

今回は、その『コンサルカルテ』をご紹介いたします。
実際にクライアント様にお送りしたものを、個人情報などに配慮して再編集してあります。


【お悩みポイント】
・職場の方との人間関係に気になる点がある

【B様の特性】
ご本人としては、色々と情報処理やアウトプットに苦手意識をお持ちのようですが、
・落ち着いた環境であれば、非常に分かりやすく話すことができる
・得意でない相手のことも尊重し、中立な視点で考えることができる
・自分の想いに感情を乗せることなく理論的に伝えられる
・やりたいことを明確に言動としてアウトプットできている
と、いう特性も備わっており、「とても有能である」と言えるでしょう。

【幼少期の影響】
ご家族との関係性の影響から、「自分を発揮しない方が良いのかな…」と、常に全体の雰囲気を察してこられた結果、「パフォーマンスしきれない」という癖が身についてしまいました。
いわゆる『アダルトチルドレン』という状態であったのだと思います。
でも、潜在意識では真実を知っていますから、ご自身の中でずっと葛藤されてきたのです。

【職場の人間関係】
Bさんの得意なことがあり、それが職場全体にとっては良いことであるにも関わらず、あまり喜ばしくないような反応が起こる。
自分がそれをできることは、まわりの誰かを嫌な気持ちにさせるのだろうかと、段々とまわりの反応が怖くなり、その得意なことをしない方が良いのではないかと思ってしまう。

実はこれは、ご家族とB様との関係性と同じ構図です。
かつて、ご自身を小さく押し込めてしのいで来られた経験が、今また目の前に現れているのです。

自分より弱そうで下に見ているB様に当たっている方がいる、とのご認識でしたが、
本当は
・「下に見てる」のではなくて「羨んでいる」
・「弱いから」ではなくて「芯が強いから」脅威に感じている
という構造です。

その方よりも、更に上の役職の方がB様を認めてくださっているのが、その証拠です。

【新しい意識】
「B様の特性」でもお伝えしたように、実際は大変優れた特性をお持ちにも関わらず、ご自身の能力と自己評価の間に大きなずれがあるようです。
まずは有能であることをしっかりと認識しましょう。

そして、「足を引っ張られないように上がり切る」事がこれからの意識です。
相手に合わせて意識を下げる癖が身についておられましたが、これからはもう合わせないで良いのです。
「私はこれをやりにここにいるし、やり切っているからOK」と、開き直って堂々と、ご自身の位置に座ってください。

始めは上手く行かなかったり、これまでの癖に戻ってしまう事もあるでしょうけれど、その時はメンタルが揺れてシグナルを発してくれるので、また改めて意識を持ち直してください。


いかがでしたでしょうか?
ご自身の悩みや状況を客観的に観てみたいという方。
なかなかお一人では難しい時は、ぜひNVコンサルティングでお手伝いさせてください。
対面でのご相談とコンサルカルテで現状を整理し、次の一歩を踏み出すきっかけをご提供いたします。

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